『パンとスープとネコ日和』

ほっこりしたくて観た『かもめ食堂』の世界観と小林聡美さんがステキで
”おかわり”した『パンとスープとネコ日和』(amazon prime)

いろいろなことがありつつも、淡々と生きていく主人公の姿が心地良い。

パンのCMで見た彼女は、このドラマの延長上のイメージなんだろうな…
メディアや情報音痴な私は、このドラマが群ようこさんの原作で大ヒットしたことも知らなかった。

主人公アキコの母の突然の死と、そのタイミングで重なる不本意な異動。
そこからの自然な流れで、自分の店を出すことを決め、日々を生きて行く姿を描いている。
周りの人たちとの関係性や出来事がアキコらしく、
淡々とシンプルに映し出されていく。

母の死があり、お客さんの子どもの誕生がある
商店街の個性豊かな人々
異母兄弟とのしっくりくる空気感
同じく、しっくりくるリズムの従業員しまちゃんとの関係

何かがあっても、平凡な時間であっても
そんなことは構わずに時は流れていく

時の中には死や生が織り込まれていて
命の紡ぎ合いが世代や時代をつくっていく

そんな穏やかな映像を観ていたら
むぎのこともあって、生死って何だろうってあらためて思った。

たぶん、いつの時代でも人間の基本的な生き方はシンプルで

生まれて
食べて
生きて
死ぬ

生まれてから死ぬまでの時間、
どんな風に生きるか、どんな風に感じるかは
自分が決められる。

死ぬ時に持っていけるのは
その人生で自分がどう感じたか
それだけなような気がする。

だとしたら、やっぱり
自分らしく、やりたいこと、感じたいことに
正直に生きていくしか
できないよなぁ…と思う。

今の時代って、「コロナ」や経済的なこと、人間関係…
いろんなことが、全ての人に浮上して
「どんなふうに生きたいの?」と問いかけている。

「スピリチュアル」の世界の人たちは、今の時代のことを
「風の時代」とか「ワクワクすることをする時代」と表現しているけれど
それは自分に正直に生きるってことなんだろうと思う。

「自分に正直に生きる」「ありのままでいる」
って、昔から言われていることだけれどね!

それが、昔とどう違うかっていうと
たぶんだけど、このことを意図しようがしまいが
特別に何かクリアリングしようとしていようが、していまいが
全ての人が強制的に、変容するように持っていかれているような気がしている。

だからね、きっと焦ることはないんだと思う。
だって、どうせ全てのスピリットがなりたい存在・自分になるんだから。

焦ることはないんだろうけれど、
この大きな変容の波を、少しでもラクに早く心地良く乗ってくにはコツがあって

それはいつも書いていることだけど

「恐れではなく、愛から、喜びから」物事をみること、行動すること

これに尽きるんだろうな

『パンとスープとネコ日和』を観て、衝動的に作りたくなったカボチャのスープ。
あったかくて、甘くて優しいんだよなー。大好き(*^^*)

今日のランチはドラマのまねをしてパンとスープをつくり、幸せでした。

群ようこさんの書籍の『パンとスープとネコ日和』は続編含めて5冊もあるそうで…(今知った)
弟さん衝撃…しまちゃん衝撃…!
読もうかなー。最近amazon率高し!